学校資源の活用

学校資源の活用

各学校が持つ施設設備などのハードや、教職員などの人材や学習・研究情報といったソフトを学園の資源として活用するという発想が重要になりつつあります。

諸外国では学校の持つ人材や情報を活かして、地域への公開講座を用意し、地域社会への貢献や収入を図る例も出てきています。

今後は我が国でも学校のハード、ソフト両面をその地域の社会資本として地域社会に貢献することや、都市部の学校においては、学校敷地の未利用部分の容積率を活用して収益事業を図ることなども現実化すると予測されます。

学校運営という視点では、各特別教室や教室の利用率を高めるための時間割編成と共に、利用率を高めるために保有教室の種類を工夫したり、授業形態に適した教室を割り当てるなどのファシリティマネジメントも重要課題となります。

私たちは、それぞれの学校の特性や地域の特色、社会的要求などから総合的に判断した学校資源活用方法を提案いたします。

学校資源活用に向けて

  • 狭隘敷地の最大活用
  • 空間の多目的利用
  • 施設の地域開放
  • 生涯学習講座の提供
  • 仮設校舎無しの校舎建替え
  • 学校資源活用の収益事業
  • 施設利用実態調査

取り組み例

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都市部狭隘地で
敷地いっぱいに建てられた校舎