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JR新橋駅 大屋根スライド工事

工事概要

工事概要

工法選択について

新橋駅は地下に横須賀線、高架部に東海道線・京浜東北線・山手線が乗り入れており、高架部にある各ホーム上家の老朽化に伴いホーム全体を覆う大屋根への立替工事が計画されました。(品川方の一部は後施工)

大屋根の施工を在来工法(重機を使った施工)で計画すると

  • 東側(図上側)は東海道新幹線がある
  • 西側(図下側)の全面道路が狭く、大型重機が配置できない
  • 西側(図下側)のSL広場は灌水設備があるため、大型重機が配置できない
  • 軌陸クレーンでは重機の能力が小さく、また駅設備等の支障物が多く存在する

といった難問が生じたため、そこで中央部に作業構台を設置し、その作業構台で組立てた大屋根を南北に送り出すスライド工法が採用されました。

大屋根施行範囲

大屋根施行箇所

工事概要

建築主 東日本旅客鉄道株式会社
設計 東日本旅客鉄道株式会社
株式会社ジェイアール東日本建築設計
元請 鉄建建設株式会社
鉄骨 株式会社巴コーポレーション
屋根構造 鉄骨立体トラス構造(トモエユニトラス)
下部構造 鉄骨造
屋根規模 品川方2,867m²、東京方2,577m²
建方年度 2014年
場所

施工ステップ

施行手順

1. 柱 リフトアップ

1.柱リフトアップ

2. スライドレール桁 スライド工事

2.スライドレール桁 スライド工事

3. スライドレール桁 回転・横移動工事

3.スライドレール桁 回転・横移動工事

4. 大屋根トラス スライド工事

4.大屋根トラス スライド工事
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